長い歴史を持つ、全日本海員組合本部会館。建て替えではなく、改修による建物の保存と復元、機能と性能の更新を計画されました。


その中でZO設計室は、既存建物内の設備を大きく更新するため、既存機器の撤去から深く関わらせていただきました。

オフィス基準階
空調は木製整風版の裏からジョイストスラブ間へ吹出ています。

外周のサッシは意匠と防火・断熱を同時に満たすスチール+真空断熱ガラスで製作。
室内側に木製建具を増設して、ダブルスキンとしました。
空調機設置室とダブルスキンを繋ぎ、ダブルスキン内は空調のレタンルートを兼ねています。外乱による熱負荷をレタンエアーで取り除き、ペリメーター部の温熱環境の向上に寄与しています。

外部から直接、地下一階のサンクンガーデンにアクセスできる階段。
左に見える木製サッシは大きく開け放つ事ができ、内部のホワイエスペースとの一体的な利用と空間の広がりを実現しました。
【建築データ】
竣 工:2024年12月
所在地:東京都
用 途:事務所
構 造:RC造
延床面積:4,135.00m2
地下3F/地上5F+塔屋2F
意匠事務所:野沢正光建築工房