2007年、屋久島は合併により一島一町の島となり、新しい時代の屋久島を作っていく新庁舎が求められました。
年間4,000㎜以上の降雨量のある屋久島での木造庁舎。
大きな屋根と軒の出で、降雨に対する外壁の保護と共に台風による防風対策も行い、4棟が中庭を形成するように力強く肩を並べています。

外観その1、四棟に囲まれる形で形成される中庭。
【設計:アルセッド建築研究所 撮影:浅田美浩】

外観その2、中庭の眺め。
【設計:アルセッド建築研究所 撮影:浅田美浩】
内装も豊かな木質空間で、来庁者・職員共に心地よく過ごせる空間になっています。
屋久島ホール。
【設計:アルセッド建築研究所 撮影:浅田美浩】

窓口兼執務室。
【設計:アルセッド建築研究所 撮影:浅田美浩】
特徴ある美しい木構造の架構を見せるためにメインの執務空間の空調は床吹出を採用しています。照明は無線調光システムを採用し、配線の少量化と想定される様々な運用活用への追随性を確保しています。

フォーラム棟内観。
【設計:アルセッド建築研究所 撮影:浅田美浩】
【建築データ】
竣 工:2019年3月
所在地:鹿児島県
用 途:庁舎
構 造:木造 一部耐火木造 / 地上2階
延床面積:3,629.58㎡
意匠事務所:アルセッド建築研究所
受 賞:ウッドデザイン賞 優秀賞(林野庁長官賞)
建築九州賞 作品賞
木材活用コンクール 特別賞(SDGs賞)、木質開拓賞
木材利用優良施設コンクール 内閣総理大臣賞